青森は最高だ!~メディエンスでの事業とミライテコ設立について(編集長自己紹介パート5)

最終更新日:2020年8月4日

恥も外聞もなく、編集長の今までを赤裸々に書いていく自虐(自己紹介?)コラムも最終回となりました。前の4回はこの記事の一番下にリンクがありますので、気になる方はそちらからどうぞ!

 

メディエンスを立ち上げて、産婦人科医院のホームページを作成後、ドクター同士のクチコミで制作依頼がどんどん入ってきました。なぜなら、この時期、ホームページ製作できるWEBデザイナーも少ないし、医療知識を持つWEBデザイナーはいないので、自然の流れとしてそういうことになりました。

 

MRを辞めて、起業するとなるとほぼ99%の人が失敗すると言われていた世界ですので、私の場合も周りの友人達は半年で潰れて、MRに戻ってくると思っていたようです。賭けをしていたものもいると聞きました(笑)

 

そんなメディエンスですが、お陰さまで2000年7月7日で20周年を迎えました!

メディエンスのお話はまた、別機会で詳しく書ければいいなと思っております。

 

20年間、やってきたことはひたすら「院長のお悩み事を解消する」ということです。ホームページ制作を通し、広報や集患のサポートや様々なマッチングやイベントの企画など幅広く事業を展開出来たのもすべては院長先生達の「池上君、これ出来ないかな?」というご要望からです。

 

この20年は楽しかったし、あっという間に過ぎ去った感があります。

 

さて、そんな中、2017年に運命的な出会いがあります。常々仲良くして頂いているヘルシーパス社の田村社長より、「青森にこんな素敵な方々がいます。ご紹介しましょうか?」とふるさと21の森昭治氏・森隆幸氏親子と引き合わせてくれました。

 

全国の有機野菜・果物を扱うむつ市大畑のネット企業です。彼らと話をしているうちに、20代の時に青森で起業したかったことを思い出しました。

 

「青森で新会社を設立したいと思うのですが、どう思いますか?」と聞いたところ、賛成して頂き、出資までして頂きました。

 

そして、ヘルシーパスの田村社長や本社メンバー、ふるさと21、メディエンス、そして医食同源と関わり合いの深い漢方を扱うウイメンズ漢方の4社がお金を出し合って出来た会社がミライテコとなります。(ここに至るまでよくみなさん読んで頂きました。)

 

ミライテコでは「医食同源」が一つのキーワードになっています。それはなぜかというと、医者の不養生という言葉の通り、私の仲の良い先生方も忙しい余り、食をおろそかにしているケースが非常に多いので、それをなんとか解消できないものかと考えてのことです。

 

良い食材やきちんとつくられている本物のものを先生方に知ってもらうことにより、医者の不養生を改善し、それがひいては患者さんにも伝わっていくのではないかと考えました。

 

特に青森は素晴らしい食材の宝庫なのに、食生活の偏りと運動不足で日本一の短命県になっています。私自身は日本一の長寿県になる可能性があるのに、短命県で大事な方々が早くなくなるのは嫌だと思いました。

 

ということで、ミライテコでは微力ながら短命県返上プロジェクトのサポーターとして活動していきたいと思っております。この青森ドクターズネットが出来上がったのも、弘前大学の中路先生とのミーティングからヒントを頂き、出来上がったものです。

 

自分の中では短命県返上は目標が低いので、次回、中路先生にお目にかかったら「日本一の長寿県を目指すに変えませんか?」と提案してみようかと画策しております。

 

なぜ日本一の長寿県になれると思うのか?その根拠について次回は書いていきたいと思っております。

 

パート1 

青森は最高だ!~青森に関わることになったきっかけとは?(編集長自己紹介パート1)

 

パート2

青森は最高だ!~青森ですべてを失ってひきこもりへ(編集長自己紹介パート2)

 

パート3

青森は最高だ!~サラリーマン+家族との起業について(編集長自己紹介パート3)

 

パート4

青森は最高だ!~離婚とインターネット起業とメディエンス設立について(編集長自己紹介パート4)

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執筆者
池上文尋

池上文尋

北里大学獣医学部 動物資源科学科卒 
大学時代、現在、人に使われている生殖医療の基本技術を学ぶ。
卒業後、外資系製薬企業に所属し、12年間、製薬企業のマーケティングスタッフとして勤務する。(ノバルティス・メルクセローノ・ファイザー)

特にセローノでは不妊治療に使うホルモン剤を中心に扱っていたので、不妊治療に関わる先生方と深く関わることになった。

2000年7月に株式会社メディエンスを設立、日本全国の産婦人科クリニックや病院の広報やブランディングをサポートする事業を開始。また、製薬企業向けのポータルサイトを制作、製薬企業のスタッフ教育に関わる。

不妊治療に造詣が深く、妊娠力向上委員会、胚培養士ドットコム、日刊妊娠塾という不妊治療関係のネットメディアを運営している。また、不妊治療関係の企業へのコンテンツ提供を行っている。

2002年より、オールアバウトの不妊治療ガイドとして16年間執筆・編集に従事。その他にも不妊に関する多くの著書、映画、調査などのアドバイザーとして関わる。

不妊治療の取材で訪れたクリニックや病院、関係施設は300を超え、日本で最も不妊関係の取材を行っている一人である。現在もその姿勢は変わらない。