青森は最高だ!~離婚とインターネット起業とメディエンス設立について(編集長自己紹介パート4)

最終更新日:2020年8月4日

恥も外聞もなく、編集長の今までを赤裸々に書いていくコラムも第4回目となりました。前の3回はこの記事の一番下にリンクがありますので、気になる方はそちらからどうぞ!

 

さて、第4回目は再びのハプニングについてお話していきましょう。

 

再びサラリーマンとなった私は、昼は会社員、夜と休日は家族と共にクリーニング屋の運営・管理を行っていたのですが、その時に同じ会社に勤務する女性と性懲りもなく恋に落ちてしまい、交際1年弱で結婚することになりました。

 

すでに自分としてはバツイチで、「結婚に向いていないかも?」と思っていることもあり、「籍を入れるのはお互いよく知ってからの方がいいよ」と話していたのですが、相手先のご両親が籍を入れないと一緒に住むことを認めないということで、押し切られた形で先に籍を入れた訳です。

 

そして、結婚式をハワイで挙げて、新婚生活をする予定がなんとハワイの結婚式前夜に大げんかしてしまったことが発端で、結局1ヵ月ほどで破局となってしまい、速攻でバツ2に突入するということになりました。

 

若干30歳で結婚2回も失敗するなんて、まったく想像もしないし、親にはあきれられるは、友達には「お祝い返せ!」と言われるはと散々な状況に陥りました。また、その顛末の詳しいことを知りたい人は個人的に飲んだ時にでも聞いてください(笑)

 

 

結婚はダメになったのですが、逆にクリーニング店は順調だったので事業を丸ごとレンタルすることが出来、再び休日にやることがなくなってしまいました。

 

そこで新しい事業を行うことにしました。再度、会社員になった時からインターネットについて勉強しており、それを利用して何か出来ないものかと考えていました。

 

そこで、色々とインターネットを使ったサービスについて調べて、自分の結婚ダメダメの経験から「離婚者専用出会い系サイトを作るのが良いでは?」と判断し、友人と共に制作を開始しました。その当時はまだ出会い系サイトも少なく、極めて真面目な感じでした。

 

そして、半年の制作期間を経て、日本初のバツイチ専用出会いサイト「ドリームアゲイン」を立ち上げました。

 

日本で初めての試みですから、TV局の取材が来たりと最初はなかなか面白い感じでしたが、徐々に会員数が増えてくるに従い、トラブルも増えてくるようになり、このような出会い系サービスというのは運営が難しいなと感じた次第です。(3年ほどで止めることになりました)

 

 

ドリームアゲインを制作してから1年後、今度は今までの制作技術を駆使して、自分の専門である製薬企業のMR職のためのポータルサイト「MR-NET」を作ることにしました。それは自分の仕事をスムーズに行うために作ったのですが、それを見た多くのMR友人達が使わせてくれということでクチコミで広がっていきました。

 

この2つのサイトをよなよな制作管理しているうちにWEB制作や運営についての知識をどんどん身につけていったという訳です。

 

その当時はいきつけのBarにもノートパソコンを持ち込んで仕事していたので、今でもその当時をおぼえている友達は「飲みに来て、遊びながら仕事しているのは後にも先にも池ちゃんだけだよな」と話しています。

 

そんなインターネットに没頭している中で、ある日、産婦人科医院の院長に相談があるということで訪問をしました。院長曰く、「これからインターネットが情報発信に必要になるというニュースを見たが、どうすればいいのか教えて欲しい」というご要望でした。

 

パソコンの使い方、購入方法、ホームページの必要性、インターネットの将来性などをお伝えししたところ、ホームページ制作の依頼を受けることになったのです。

 

「池上君、個人に発注する訳にいかないので、法人をつくりなさい。そうすれば、今後もこの新しい仕事をしやすくなると思う」とアドバイスを頂き、作った会社が株式会社メディエンスとなります。それがちょうど20年前の話になります。

 

しばらくは二足のわらじを履いて、多忙の日々を過ごしていましたが、勤務している会社が合併するということで、独立し、自分の作った会社の代表となりました。

 

会社設立後の話は次回に~。

 

パート1 

青森は最高だ!~青森に関わることになったきっかけとは?(編集長自己紹介パート1)

 

パート2

青森は最高だ!~青森ですべてを失ってひきこもりへ(編集長自己紹介パート2)

 

パート3

青森は最高だ!~サラリーマン+家族との起業について(編集長自己紹介パート3)

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執筆者
池上文尋

池上文尋

北里大学獣医学部 動物資源科学科卒 
大学時代、現在、人に使われている生殖医療の基本技術を学ぶ。
卒業後、外資系製薬企業に所属し、12年間、製薬企業のマーケティングスタッフとして勤務する。(ノバルティス・メルクセローノ・ファイザー)

特にセローノでは不妊治療に使うホルモン剤を中心に扱っていたので、不妊治療に関わる先生方と深く関わることになった。

2000年7月に株式会社メディエンスを設立、日本全国の産婦人科クリニックや病院の広報やブランディングをサポートする事業を開始。また、製薬企業向けのポータルサイトを制作、製薬企業のスタッフ教育に関わる。

不妊治療に造詣が深く、妊娠力向上委員会、胚培養士ドットコム、日刊妊娠塾という不妊治療関係のネットメディアを運営している。また、不妊治療関係の企業へのコンテンツ提供を行っている。

2002年より、オールアバウトの不妊治療ガイドとして16年間執筆・編集に従事。その他にも不妊に関する多くの著書、映画、調査などのアドバイザーとして関わる。

不妊治療の取材で訪れたクリニックや病院、関係施設は300を超え、日本で最も不妊関係の取材を行っている一人である。現在もその姿勢は変わらない。

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