名前:石川 知王子(いしかわ ちおこ)
青森県七戸町出身
桜川歯科医院 事務長
インディバ・腸もみセラピスト
笑いヨガリーダー
今月のめんこい日記は以前、院長取材をさせて頂いた桜川歯科医院の事務長である石川知王子氏にインタビューをさせて頂きました。
初めて桜川歯科に訪れた時に受付にて対応して頂いたのが石川氏でしたが、その美貌と気さくさに驚きました。
青森にはこういう美人がいるんだと衝撃を受けたのを今でも思い出します。
院長夫人でもあり、事務長としてクリニックのマネジメントに関わりつつ、家庭のことも両立されているキャリアウーマンでもあります。
石川先生が活躍されているのも内助の功あってのことということで、今回の取材をお願いした次第です。
ぜひご覧くださいね。
目次
これまでのご経歴を教えてください。
小学校から高校までずっとソフトボールのピッチャーとして活躍していました。
小学校こそ優勝を逃しましたが、中学では負け知らずで県大会優勝、高校では、インター杯、国体に出場した経験があります。
ところがその裏側では怪我との闘いの日々でした。高校卒業までに左踵の手術を3回し、身体はボロボロになっていました。希望していた日本女子体育大学の推薦も諦め、心身ともに真っ白になり自分の目標すら考える余裕すら失っていたのです。そのため、何の目的もないまま短期大学に入学しました。
短期大学では栄養学を学んでいたのですが、栄養士の国家資格は取得していません。学生時代は世の中をなめていたと思います。
栄養についてもそんなに興味もないし、資格もいらないとたかをくくっていました。
でも、今は仕事として結果的に栄養にしっかりと関わっていますし、家庭でも栄養のことを考えない日はありません。
若い時、すごくモテていたという伝説を聞いておりますが、石川先生とご結婚された決め手についてお聞かせください。
すごく押しが強かったのが大きいですね。
私が23歳の時に出会って25、6歳で結婚をしたのですが、それまでの2年半はお付き合いしたい、結婚したいという気持ちがなかったのでずっとお断りをしていました。
でも、断っても真剣にアプローチしてくれたので、根負けしたという感じです。
今までクリニックの事務長としてご苦労などあれば教えてください。
スタッフは本当に良い方ばかりなので、大変なことがあっても愚痴一つこぼさずいつも笑顔でやってくれています。そういうところに、逆に私が支えられているという感じがします。
私はどちらかというと雑用というか、スタッフが診察室の中で患者さんとのやり取りをスムーズに出来るよう必要なものを揃え、患者さんの情報を共有するといった役割をしています。
働いていると医院側に考えが偏りがちですが、私は患者さんの側に立つことが多いので結構、院長とぶつかることが多いですね。それが良いと思ってはいるのですが。
ご夫婦で自己啓発に力を入れておられていますが、クリニックにどのように生かされているのでしょうか。
クリニックに生かすというよりも、私自身が変わるためにはすごく勉強になりました。笑いヨガもそうですね。
かつて、自己啓発セミナーに2年ほど行きましたが、それが始まりだったのかもしれません。学生時代、私は学校へ行くよりもアルバイトをしている方が良いという感じで過ごしていました。
勉強がしたいと思えたのは、大人になってからです。
明確な目的はなく、私自身、栄養士の資格を取らなかったことが勿体無いと感じ、その穴を埋めたいという気持ちが大きいですね。
最初は穴を埋める手段がわからなかったのですが、たまたま知り合いから自己啓発のセミナーを紹介していただきました。それがすっと自分の中に入っていったことがきっかけとなり、何でも良いからとにかく一つ、目標を達成してみようと感じ、健康管理士という資格の取得に繋がりました。
さらに、もっと何か出来るのではないかと思えるようになり、笑いヨガや腸もみ、インディバセラピスト、ストレッチトレーナーなど心と体の健康に特化した勉強もするようになりました。
歯医者さんにいると、若い方よりお年寄りが多いのですが、だからこそ、もっと健康で元気に年を取ってもらうために自分ができることはなにかと日々考えています。
歯科医院の待合室は、診察待ちの場所ではなく、健康情報の知識を得る場所として気軽に立ち寄っていただきたい場所でもあります。私が次々と新しい勉強をしたいと思うのはきっとそのためなのだと思っています。
今は、医院だけではなく市の寿大学という高齢の方が勉強をする場でお話をさせていただく機会をいただくこともあり、どんどんと幅が広がってきました。
ここ数年、やりたいことがまとまらなかったのですが、段々と点が線でつながってきた感じですね。私はこういうことが出来るという武器を身につけて、今度はそれを使い、誰かの役に立つことができれば良いと考えています。
ご夫婦でクリニックに携わられていて、仕事と家庭のバランスはいかがでしょうか。
私はあまり大変だと思ったことはないのです。なぜなら、子供が小さい頃は学校から帰ってきても、待合室で遊ばせておくことができました。患者さんが見てくれましたし、本当にそういう意味では苦労はしませんでしたね。
まさに、患者さんがお父さんやお母さんのような役割をしてくれたのだと思っています。
また、スタッフがすごく良い方ばかりなので、「お迎えに行きます!」と伝えても快く送り出してくれました。
私はそれほどきっちりしたタイプではないのですし、心も体も大変な思いをしないようにしています。やりたくない時はやらず、最低限のことをするようにはしています。
健康管理で気を配られていることはありますか?
5年以上前にスムージーにはまったことがあるのですが、その時はファスティングやダイエット目的で作っていました。
2か月前ほどからまた、朝にジュースを作るようにしています。朝、食べないのは良くないので、朝ごはんの代わりですね。
美人でいることの秘訣について教えてください。
スムージーを飲むことと笑うこと。
あとは、普通の化粧水をコットンに浸しておき、お風呂上がりにパックするなどしています。保湿が大事ですね。
気をつけていることと言えば、なるべく体を冷やさないようにすることです。
お風呂に入ることもそうですが、腸活や温活にもすごく興味があり、3年前からインディバという高周波を体に流して温める機器を用いた勉強も始めました。
やはり、温めることは体にとって大事だと痛感し、歯周病治療の中にも腸活など組み込むようにしています。
今後のビジョンとして考えていることがあればお聞かせください。
私は、受付のスペースをカフェにしたいと思っています。美腸カフェに取り組んでみたいですね。また、現在はエステの勉強もしていますので、お口の健康をベースに、“健やかなる美”を提供できるように形にしていけたらいいなと思っています。
歯科医院というのはどちらかというと行きたくない場所としてとらえられることが多いので、そうではなくて、健康になるための情報発信基地としてのコミュニティづくりをしたいというのが夢です。
院長も同じ気持ちなので、現実化出来るように動いていければと思っております。
まとめ
クリニックと家庭、事務長と妻と母の3役をこなしていくことは言葉では表せないほど多忙で、色々と取り組んでいかないといけないこと満載なはずです。
それを自然体で笑いながらさらりと受け答えされている様子を見て、ふところが大きい方だなと感じました。
今回の取材で仕事バリバリのイメージの強い石川院長が意外と家事のお手伝いをされているということも知り、ご夫婦の仲の良さもこういう家庭内の連携がスムーズになされている結果なのだなと思いました。
お忙しい中、取材に応じて頂き、ありがとうございました。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
<関連リンク>
桜川歯科医院
https://www.sakuragawa-dent.jp/