青森のスーパーが調味料に目覚めると県民はより健康になる!?

最終更新日:2021年8月1日

先日、青森の某スーパーマーケットに行くことがあり、各売り場を見て回ったところ、気になる点がいくつかありました。所狭しと様々なカラフルな商品が置かれていますが、ヘルスケアを配慮した調味料製品が少ないと言うことです。

 

例えば、油ですが、そのスーパーでは大手の油、それもプラスティック容器に入った油をメイン売っていました。健康に良いとされるオリーブオイルも大手の安い商品のみが置かれておりました。

 

原材料や製法や輸送時の温度管理にこだわっているオリーブオイルやごま油がまったくありませんでした。

 

油は体内でホルモンや生理活性物質、細胞の材料になりますが、油の選択を間違えると炎症が起きやすい体になってしまいます。

 

特に酸化した油はカラダにとって有害です。油にこだわる人は保存容器はガラスボトルを使います。それも遮光しています。

 

 

また、同じように塩も精製された塩化ナトリウムをメインに売っており、きれいな海から作られたミネラルがふんだんに含まれた自然塩や岩塩がありませんでした。

 

 

医学やヘルスケアのことをよく知っている方々はご存知だと思いますが、油や調味料に関しては、大手の量産されている製品よりも、小規模でも昔ながらの製法で作られているものの方が値段は高いですが、商品への信頼度とクオリティの高さが違います。

 

 

そのような消費者の健康に気を配るような商品が置いていないのです。

 

もちろん、青森県は所得が日本の中でも低い事は理解しています。しかし、その中でも体に気を配る方は一定の数いらっしゃいます。

 

家族の中でも子供たちや病気を持った方や弱っている方にはより良いものを使いたいと思っておられる方も多いと思います。

 

本当の意味での食育は体の中に取り入れる食品や調味料を深く理解し、それを効果的に活用できるかどうかが重要になってきます。

 

しかしながら青森のメインの食品売り場がそのような形になっていないのであれば、短命県返上は夢のまた夢になってしまいます。

 

もちろんビジネスですので、そのような品質も良く、値段も高いものが売れなければ損失を生み出してしまうと言う事に結びつきます。しかし、その部分も色々と工夫すれば解消できるのではないでしょうか。商品紹介と予約注文やお取り寄せを出来るような仕組みがあれば良いのではないかと思います。

 

青森県民の健康を守るためにはまずスーパーや百貨店の食品売り場から見直す必要性があるのではないかと感じています。もしこの記事を見られているスーパーのバイヤーの方がいらっしゃったら、ぜひ下記の本を読んで売り場を健康に役立つ商品に変えて頂きたいものです。

 

 

「隠れ油」という大問題-病気になる油、治す油

 

本当は危ない植物油 その毒性と環境ホルモン作用

 

青森は水と空気は素晴らしい点、他の地域よりも健康的なアドバンテージがあります。だから、口に入れるものの習慣をどこまで科学し、カラダに悪いものを排除できるかどうかがポイントのような気がします。

 

病気にさせないという意味もありますし、子供の頭脳を守り、やる気を向上させる意味でも食材の選択は大きくそれに影響を与えるということを理解してもらいたいと思います.そして、カラダは食べたものだけで形作られるという大原則を忘れないで欲しいと思います。

 

編集長@池上

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執筆者
池上文尋

池上文尋

北里大学獣医学部 動物資源科学科卒 
大学時代、現在、人に使われている生殖医療の基本技術を学ぶ。
卒業後、外資系製薬企業に所属し、12年間、製薬企業のマーケティングスタッフとして勤務する。(ノバルティス・メルクセローノ・ファイザー)

特にセローノでは不妊治療に使うホルモン剤を中心に扱っていたので、不妊治療に関わる先生方と深く関わることになった。

2000年7月に株式会社メディエンスを設立、日本全国の産婦人科クリニックや病院の広報やブランディングをサポートする事業を開始。また、製薬企業向けのポータルサイトを制作、製薬企業のスタッフ教育に関わる。

不妊治療に造詣が深く、妊娠力向上委員会、胚培養士ドットコム、日刊妊娠塾という不妊治療関係のネットメディアを運営している。また、不妊治療関係の企業へのコンテンツ提供を行っている。

2002年より、オールアバウトの不妊治療ガイドとして16年間執筆・編集に従事。その他にも不妊に関する多くの著書、映画、調査などのアドバイザーとして関わる。

不妊治療の取材で訪れたクリニックや病院、関係施設は300を超え、日本で最も不妊関係の取材を行っている一人である。現在もその姿勢は変わらない。

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