健康管理は最高の貯金だ!
目次
なぜ健康管理は貯金と関係するのか?
健康を守ることは数千万円を貯金することと同じ意味を持つことをご存知でしょうか?
首題は私の友人でファイナンシャルプランナーをやっているF氏の口癖です。
F氏曰く、「みんな貯金と言うと、お金を銀行に預けることしか頭にないようですが、それは表面的な話で、仕事をきちんとこなす体力と頭脳、精神力をキープし続けるには健康管理が必要であり、そこに意識がないと収入が上がっていかないのです。」と話します。
言われてみれば確かにそうです。
収入を上げていくには会社員なら自分の実績を積み重ねて、会社に貢献しないといけないし、自分で起業していたら、色々とクライアントに貢献し、自分の会社の業績を上げていかないと収入の増加には結び付いていきません。
そのためには体力も精神力も高いレベルで維持しないといけないし、頭脳もクリアでないといけません。
それからF氏の話はまだまだ続きます。
「それから病気になった時の損失をイメージして欲しいのですが、まず収入は上がらないか、下がっていきます。独立起業している人は収入が激減します。その上、治療費や入院費がかかってしまうので、貯金を食いつぶすことになります。」
青森の場合、経済状態があまり良くないので、病気になってしまうと生活がいきなり困窮するケースも見受けられます。
「そして、なによりも家族の不安が増すので、心理的なダメージが大きくなってしまいます。」
青森県は日本一の短命県であるということで、それだけ命を縮める病気になる人が多いとも言えます。その疾患のメインは生活習慣病です。高血圧、糖尿病、腎疾患、脳血管障害、心臓疾患がその最たるものですが、これらは突然病気になってしまうものは非常に少なく、自分自身で予防・管理できるものばかりです。
青森の場合は多くの方に健康管理の意識がないので、ついつい欲望のままに過ごし、悪い習慣が身につき、最終的に病気にまで発展してしまうことが多いようです。
でも、上記のように「健康管理することって貯金をすることなんだ、家族と周りの人に貢献することなんだ!」と腑に落ちると、取り組み方が変わってくるように感じています。
そこで生活習慣病を防ぎ、生涯の稼ぐお金を増やし、体調不良や病気でお金をロスしない方法を下記に書いてみたいと思います。
生活習慣病を防ぎ、生涯の稼ぐお金を増やし、体調不良や病気でお金をロスしない方法
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お酒は毎日飲まない。
お酒を飲むことでストレス解消は時代遅れな感もあります。
「お酒でストレス解消というのは危険である」という話もあります。飲酒の脳への影響が大きいからです。また、お酒を飲むと食欲が増すので、暴飲暴食に結び付いてしまいます。
楽しく適度に飲む、そして飲んだ次の日は体重と体調を調整するためにお酒を飲まない、そして食事の調整をして、一旦適正体重にまで戻す。
そんなちょっとした日々の工夫があなたのカラダと貯金を守ります。
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運動不足をちょっとした工夫で解消する
青森の場合、車文化なので近所に行く時も車を使う人が多いのですが、ここはあえて歩くという選択を取ることがカラダを守ることに結び付きます。エスカレーターやエレベーターは使用せず、階段も意図的に上ってみるというふうに、ちょっとした負荷を意識してかけることにより、日々のちょっとした運動を積み重ねることも長期で見て行くと健康に大きく寄与します。
もちろんフィットネスとかに行かれるのもありですが、日々の小さな運動の積み重ねはお金もかからないし、意識だけ持っていれば出来ることなのでぜひやってもらいたいと思います。
私もお風呂に入る前に腕立て伏せやスクワットをするように日々少しだけでも動くことを意識しています。それだけでも毎日やっていると効果は絶大です。
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栄養補給を意識する
今の時代は便利になりましたが、食事の質の面では栄養素がないものを食べているケースが増えました。特に青森はインスタントラーメン消費量日本一という地域でもあります。
炭水化物と脂質、食品添加物をたくさん消費するという食生活スタイルになっているかと思います。
ちなみにたんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素の少ないものを食べ続けるとどうなるかご存知でしょうか?
カラダは常に細胞を作り続けないと維持できないので、自分の身を削って、それを行っていくことになります。そうなると、カラダの細胞自体がどんどん弱ってくることになります。
ひいては大事な血管などに影響が出てしまい、様々な疾患に結び付いていきます。
だから、5大栄養素(炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラル)をバランスよく適量で摂ることが重要なのです。
食事を構成する栄養素(TANITA)
https://www.tanita.co.jp/health/detail/24
食事で摂れない場合はサプリメントを活用することも必要な場合があると思います。
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カラダに害をなすものは摂らない勇気を持つ
先ほど、お酒の話をしましたが、お酒も適量を超えてくると有害になるのは皆さんもご存知の通りです。
それから次に挙げられるのはタバコです。青森県の喫煙率は日本でも1位、2位を競う高さになっています。
タバコの問題は
- 有害化学物質の塊りであること
- 習慣性のあること
- 周りの家族や友人の健康に副流煙で悪影響を与えること(特に妊産婦や子どもには影響が大きい・家族の呼吸器疾患の原因になる)
- お金がかかること
- 自分の健康を害し、寿命を縮めること
と挙げればきりがないほど悪いことだらけです。
本人は頭がすっきりするとか、多幸感などを感じる部分があるようですが、周りにしてみたらたまったものではありません。
習慣性の高さから止められない人が多いのも事実です。お金を貯めたいのであれば、即座に医療機関に禁煙相談されることをおススメ致します。
「楽しみ(タバコ)をとらないでくれ」と言われる方がおられますが、それは楽しみではなく、習慣性と依存で脳への影響を受けており、タバコ産業の優良顧客にされていると思われた方が賢明かと思います。
まとめ
今回は健康管理がいかにみなさんのお金に結び付いているのかということを説明してまいりました。
若い時は健康って無尽蔵にあるものだと勘違いしてしまいます。でも、30代・40代と進んでくると自分のカラダが思うように動かなくなってきたり、調子が悪くなったりすることが増えてきます。
そういう時に20代と同じような生活ではだめだと気づき、自分のカラダを100年もたせるにはどうすればいいかということを考えるきっかけにしてほしいと思います。
それから、あとは脳を守るということ、そして血管を守ることが大事ということをおぼえておいて欲しいと思います。脳と血管が守られていると若さが保てます。アンチエイジングの意味はそこにあると思っています。
今後、医療機関には病気をして通院する時代はなくなっていくと感じています。そうではなくて、病気にならないために予防のため、カラダと脳をいい状態を保つために医師の知恵と技術を活かす時代がやってきます。
健康による目に見えない貯金を殖やし、出費を減らすライフスタイルを実施することを今日から少しずつで良いので意識するようにしてくださいね。
今回のコラムを忠実に実施するだけで、数千万円単位の経済効果が出ると思います。