青森短命県返上の秘訣は長野県にあり!
青森県の平均寿命は日本で最下位(男女共)、一方、長野県は第1位(女性1位・男性2位)となっていますが、実は青森と長野は結構似ています。例えば、リンゴの産地ということで、気候的に似ています。寒いし、運動不足になってしまう部分は同じと言えます。
りんごの消費量は青森県が第2位で、長野県が第3位です。ソーセージ消費量の消費量は青森が第1位で7,182g、長野県は第7位で5,723gと似通っています。
違う部分を挙げると面白いことが分かります。
まず、海があること。青森の方が新鮮な海産物が手に入れられるという部分があります。
魚介消費量は青森県が第1位、長野県は第29位と大きく順位が違います。これは寿命的に言うと青森側のメリットが大きいと思われます。
そして、インスタントラーメンの消費量は大きく違います。青森は全国第1位、年間の消費量は9227g、一方、長野県は44位で年間の消費量は5283gと4000gぐらいの差があります。これは長野県の方に寿命的メリットがあります。
炭酸飲料の消費量が日本一多いのは青森県、長野県は35位。これも長野に寿命的メリットがあります。
食塩は青森県第1位で3848g、長野県第4位で2819gと順位的には近いものの、量としては1000gぐらいの差があり、青森の食塩の消費量の多さに驚きます。
唐揚げ消費量は青森県が第1位で、長野県は第42位となっています。
都道府県別生活保護受給世帯数は青森県が第6位で長野県は46位。この辺も寿命に影響してそうな因子と考えられます。
都道府県別年間完全失業率は青森県第2位、長野県は30位とここも大きな差がついています。
これらの比較を見て、青森県のどこを改善していけばいいのかを挙げてみました。
1) インスタントラーメンを食べる率を減らすか、カラダに良いインスタントラーメンの開発を行う。青森のインスタントラーメン好きはかなり異常といえる。
2) 炭酸飲料(特に糖が多いもの)を飲む量と頻度を減らす。
3) 食塩の使用量があまりにも多すぎること。それから精製食塩を使うのではなく、ミネラルの豊富な食塩を活用すること。
4) 唐揚げの食べる頻度を下げることと、出来れば自宅で新鮮な油で揚げること。
5) 雇用を増やして、仕事している人の率を増やすこと。
今回は長野県との比較から短命県返上のコツを考察してみました。これらの対策を行えば、短命県も徐々に改善していくと思うのですが、皆さんはいかがお考えでしょうか。
●参考サイト
都道府県別統計とランキングで見る県民性
https://todo-ran.com/t/tdfk/aomori
から揚げ好きTOPはどこ?から揚げ消費量の都道府県別ランク発表
https://news.infoseek.co.jp/article/mag2news_372052/