夢を見よう、そして行動しよう!

最終更新日:2021年5月2日
こんにちは、編集長の池上です。

 

私は現在54歳で妙齢のおじさんとなっていますが、今に至るまで、ありとあらゆる失敗を繰り返し、けっこうな生き恥を晒している部分もあります。(以前、コラムでも書きました)

 

思い出すだけでも顔から火が出るほど恥ずかしいことも多々ありますが、恥ずかしい事、つらい事が今となってはいい思い出になっています。良い事の思い出は忘れてしまうものですが、逆のことは今でも鮮明に覚えています。

 

 

しかし、その時にやりたいと思ったことをやらずに、失敗を恐れて何もしないと恥をかく事はありませんが、いい思い出を作る事もありません。

 

そして、わからないけれどもとりあえずやってみようと努力する事は結果がどうであれ、独自のノウハウを構築することになります。(ここはとても重要なことです)

 

その時にうまくいかなくても、次のトライアルに生かすことができれば、それは成功といえます。

 

よって「世の中で成功している人はたくさんトライアルして、失敗もたくさんしている」と定義付けられます。

 

TVとかで成功者の華やかな生活を見ているとスムーズに成功していると思われがちですが、実際にそういう人だったとしたら、成功しても長い間継続してそれを維持する事は非常に難しいし、ほぼ不可能だと思われます。

 

人は失敗するから成功するし、成功しても長続きできるといえます。
「人は痛い目に合わないと自分の考えを変えられない、習慣を変えられない」と言うことでもあります。

 

 

私自身は自分で自分のことを成功者だと思っています。それはお金持ちであるとか、権力を持っているとか、そういうことではありません。逆にそういうものは持ち合わせていません。

 

しかし、やりたいことをやりたいときにチャレンジできる自由な心と健康な体と素敵な仲間を持っているので成功者と言えると思っています。

 

皆さんもご存知の通り、日本と言う国は仮にお金持ちになったとしても、ほとんど税金で持っていかれる国です。そういう仕組みになっています。

 

そうであるならば、無駄に税金に持っていかれる部分をコントロールし、自分の働き方を最適化し、自分のやりたいこと、楽しいことを追求するような働き方をした方が人生が豊かになるのではないかと思っていますし、そのように仕事をしています。

 

かの東京帝国大学名誉教授の本田静六先生が「成功者になりたければ仕事を道楽化することだ!」と言われていますが、それを実践していると言えるかと思います。

 

私は青森が好きで、京都人なのにしょっちゅう青森に来て仕事したり、友達と遊びに行ったりして青森を楽しんでいます。青森のことを知れば知るほど青森の素晴らしさを感じています。

 

そして、よそ者視点から見て、今の青森に足らないのは「夢を見る事と行動してそれを実現できると言う信念が足りない部分」だと思っています。

 

私の取り組みも「そんなことしたって、どうせ失敗するのがおちだよ」、そんな目で見られることが多いですが、それはしようがないことだとも思います。東北の経済状況や過去の様々なトラウマによってそのような固定概念がしっかりと根付いてしまったんだろうなと思っています。

 

だからこそ、私が青森で面白いことをやって、何かうまくいったらいいなと思っていますし、それを心ある方々とシェアできれば最高だと思っています。失敗しても痛くない程度にやってみて、うまくいけばラッキーだし、うまくいかなかったら失敗談として美味しい酒の肴(ネタ)になるだけです(笑)

 

「夢を見ること、そして自分のできる範囲で行動する事」はそんなにお金のかかることではありません。

 

何か遊びのようにワクワクして取り組んで結果が出れば最高と思えばいいし、でなかったらどうやって改善すればいいのかを考えていけば良いわけで、良い仲間が知恵を出し合って取り組んでいけば大抵の事はクリアできるのではないかと思ってます。

 

もちろんそんな大きな事はできませんが、でも楽しく人が喜ぶような仕事をする事はそんなに難しいことではないと思っています。

 

 

今の私の取り組んでいる青森ドクターズネットも最初は誰も見向きもしてくれませんでしたが、1人ずつ素晴らしい方々の話を聞いていくことによって、自分で言うのもなんですが内容の濃いメディアに育っていますし、何よりも自分が勉強になっていることが楽しいしやりがいもあります。

 

多くの素敵な方々との出会いも大きな財産となっています。

 

新しい仕事を作り出す事はエネルギーが必要です。なぜなら訳のわからないものにお金を出そうと思う人はいないからです。しかし、いずれそれが人の役に立ち、社会に必要なものだと理解されたときには、多くの方の協力を得られることができます。

 

我々も単純にそこを目指して楽しく活動するのみです。
と言うことで、今月もユニークな方々に取材を行っていく予定です。毎回、どんなお話がうかがえるのだろうとワクワクしております。

 

こんな楽しいことを私だけでやっているのはもったいないので、もし興味がある方がいらっしゃったら青森ドクターズネットのパートナー記者としてぜひ手を挙げていただければと思います。(もちろん取材&記事制作に関しては報酬をお支払いします。)

 

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執筆者
池上文尋

池上文尋

北里大学獣医学部 動物資源科学科卒 
大学時代、現在、人に使われている生殖医療の基本技術を学ぶ。
卒業後、外資系製薬企業に所属し、12年間、製薬企業のマーケティングスタッフとして勤務する。(ノバルティス・メルクセローノ・ファイザー)

特にセローノでは不妊治療に使うホルモン剤を中心に扱っていたので、不妊治療に関わる先生方と深く関わることになった。

2000年7月に株式会社メディエンスを設立、日本全国の産婦人科クリニックや病院の広報やブランディングをサポートする事業を開始。また、製薬企業向けのポータルサイトを制作、製薬企業のスタッフ教育に関わる。

不妊治療に造詣が深く、妊娠力向上委員会、胚培養士ドットコム、日刊妊娠塾という不妊治療関係のネットメディアを運営している。また、不妊治療関係の企業へのコンテンツ提供を行っている。

2002年より、オールアバウトの不妊治療ガイドとして16年間執筆・編集に従事。その他にも不妊に関する多くの著書、映画、調査などのアドバイザーとして関わる。

不妊治療の取材で訪れたクリニックや病院、関係施設は300を超え、日本で最も不妊関係の取材を行っている一人である。現在もその姿勢は変わらない。

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