腸内細菌があなたの人生を左右する?!

最終更新日:2023年1月30日

編集長の池上文尋です。

皆さま、本年もよろしくお願い致します。

 

さて、新年を迎えて、最初にお伝えしたいことがあります。それは腸内細菌のお話しです。

どうやら人間の健康や気分、性格にまで腸内細菌が深く関わっているのではないかという話です。

 

でも、生物の進化から考えると消化器官から発達してきているので、その話もあながち嘘ではないかなと思っていましたが、様々な論文や発表がなされています。

 

腸内細菌学会では脳と腸のつながりである「脳腸相関」について下記のように解説しています。

 

「脳と腸は自律神経系や液性因子(ホルモンやサイトカインなど)を介して密に関連していることが知られている。

 

この双方向的な関連を“脳腸相関(brain-gut interaction)”または“脳腸軸(brain-gut axis)”と言う。つまり、消化管の情報は神経系を介して大脳に伝わり、腹痛・腹部不快感とともに、抑うつや不安などの情動変化も引き起こす。

 

そして、これらの情動変化が副腎皮質刺激ホルモン放出因子(CRF: corticotrophin releasing factor)や自律神経を介して消化管へ伝達され、さらに消化管の運動異常を悪化させることになる。」

 

最近では、腸内常在菌と中枢神経機能との関連が注目されており、 腸内細菌と脳、腸との相互作用に着目した“brain-gut-microbiota axis: 腸内細菌軸”という概念も提唱されているそうです。

 

難しい表現で書かれていますが、簡単にまとめると

  • 胃や腸の不調はそのまま脳に伝わり、様々な精神的な影響を与える
  • 逆に脳で不安や抑うつ状態になると胃腸に影響が出る
  • 腸内細菌叢は脳とつながっている

 

ということです。

朝日新聞さんがこのあたりの記事をまとめてどどーんと出してくれているので興味のある人はぜひ読んで頂ければと思います。

 

https://www.asahi.com/relife/article/14502457

 

青森ドクターズ的に解釈すると、青森の方の食生活や物の考え方、仕事の仕方が脳と腸内細菌に影響しているので、それを変えていくと幸せに生きるヒントがあるかもしれないという話です。

 

 

池上的に2023年はこうするといいのではないかということを箇条書きしておきます。

 

1)即席ラーメンは箱買いしない(安易に食べない)

2)唐揚げも常食にしない

3)清涼飲料水をお茶や水に変える

4)塩と砂糖と油は通販で安心安全なものを買う(スーパーには大手のものしかない)

5)タンパク質・食物繊維を意識的に摂る

6)寒冷地に不足しがちなビタミンBCD・マグネシウム、そして女性は鉄を補給する(サプリメントが最適)

7)アルコールを飲む頻度と量を少なくする

8)寝る前に必ず歯磨きとフロスする。(優子先生の記事にも書かれている通り、酔ってそのまま寝ると歯は確実に悪くなります)

9)ストレスを感じた時には飲みに行くのではなく、親しい人と心を満たし、豊かにする美味しいものを食べる意識を持つこと。(飲むのは適量)

10)ファストフード・冷凍食品・コンビニ弁当は出来るだけ避けること

11)乳酸菌やビフィズス菌の摂取はお薦めだが、飲みすぎるとバランスを崩して逆効果になることも。これも適度に。

 

これはすべて腸内細菌バランスを良くすることに結び付きます。

 

病気のほとんどは日々の生活の中に原因が隠されています。それに気づいて、対策が打てているのかどうかが人生のクオリティオブライフを決めます。

 

ほとんどの人が病気になってから、気づいていますが、病気になる前に必ず前兆があります。自分のカラダを守れるのは自分しかいません。自分のカラダを大事にすることは周りの人にも大きな影響を与えることになります。

 

病気になって、ストレスがかかり、不機嫌になって、周りに悪い影響を与えることは本望ではないはず。

 

皆さんもぜひ2023年は生活の中のちょっとした悪習慣を少しずつ変えて見ませんか。

それだけで人生の歯車が変わり、幸せ度が上がっていくことになるかと思います。

 

以上

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執筆者
池上文尋

池上文尋

北里大学獣医学部 動物資源科学科卒 
大学時代、現在、人に使われている生殖医療の基本技術を学ぶ。
卒業後、外資系製薬企業に所属し、12年間、製薬企業のマーケティングスタッフとして勤務する。(ノバルティス・メルクセローノ・ファイザー)

特にセローノでは不妊治療に使うホルモン剤を中心に扱っていたので、不妊治療に関わる先生方と深く関わることになった。

2000年7月に株式会社メディエンスを設立、日本全国の産婦人科クリニックや病院の広報やブランディングをサポートする事業を開始。また、製薬企業向けのポータルサイトを制作、製薬企業のスタッフ教育に関わる。

不妊治療に造詣が深く、妊娠力向上委員会、胚培養士ドットコム、日刊妊娠塾という不妊治療関係のネットメディアを運営している。また、不妊治療関係の企業へのコンテンツ提供を行っている。

2002年より、オールアバウトの不妊治療ガイドとして16年間執筆・編集に従事。その他にも不妊に関する多くの著書、映画、調査などのアドバイザーとして関わる。

不妊治療の取材で訪れたクリニックや病院、関係施設は300を超え、日本で最も不妊関係の取材を行っている一人である。現在もその姿勢は変わらない。