編集長新年コラム~厳しい時代にも感謝の気持ちと「ありがとう」が人生の幸せのカギを握る

最終更新日:2021年1月1日

明けましておめでとうございます!

編集長の池上です。

 

コロナ騒ぎであっという間に過ぎ去った2020年は大激動の一年だったと振り返る人も多いのではないでしょうか。私的には人々の記憶に残る歴史的大転換点ではないかと思っております。

 

年末の賞与も減額や不支給という会社や医療機関も多かったとの報告もあり、寒さが一層増す冬になりそうです。

 

 

しかし、ここであえて「逆の視点で考えてみること」を提言したいと思います。

 

例えば賞与ですが、会社員で仕事をしている方は今までもらって当たり前と思っている方が多いようです。

 

しかし、そもそも賞与というのは会社に利益が上がっていて、その利益の分配する意味が大きいものなので、今回のように赤字が増えている場合は当然のことながらもらえないのが普通です。(今までもらえていたことが逆に凄いこと)

 

しかし、「賞与が出ないとはどういうことだ!」と怒っている方が多いのは少し筋違いと言えます。

 

いつも賞与が出ていることに感謝をし、リカバリーを誓って、次回、満額もらえるように利益向上を頑張っていこうというのが正しい姿勢となります。

 

赤字だと本来はボーナス0円でもおかしくないのですが、日本の経営者は真面目な方が多いので、減額しても出そうと努力されている方が多いです。そういう姿勢に「ありがとう」と思える人は会社の中で出世します。経営者視点とマインドが備わっているからです。

 

「ちぇ、こんなに少ないのでは生活できないわ」という方はいつまでたっても運は向いてきません。

 

いつも心に感謝の気持ちを持って(^^)

 

コロナになって、多くの産業が低迷しました。これを嘆く方も多いのですが、それも筋違いです。このような状況になったことは不可避なことです。

 

歴史を見ればわかることです。10年に1度はパンデミックは起きているのです。そしてパンデミックは社会の変革を促します。

 

今回のコロナも大きく世の中を変えました。

 

変ったらもう後戻りしません。新しい世の中に適合した生活様式や物の考え方に変えていかないといけないのです。ビジネスにおいては出来るだけ早くそれに対応したところが勝っていきます。

 

大きくビジネスを動かしていたところは痛手が大きいですが、逆に小さいところ、これから起業しようとしている方にとっては大きなビジネスチャンスとなります。

 

なぜなら、2020年から新しい時代が横一線で「よーいどん!」とスタートしたからです。

そういうことを速やかに理解し、行動できることが様々なワクワクに結び付いていきます。

 

一番やりがちだけどダメなのは、「今までの成功事例に縛られること」となります。そういうのを「こだわり」と言います。こだわりという執着を出来るだけ早く手放せることが成功の早道と言えます。

 

人生においてもそうです。

「あの時、こうすればよかった。」「昔は良かった」と過去に執着する人には幸せはやってきません。

 

「執着=貧乏神」なのです。

 

自分でそれに気づけば、すぐに貧乏神は離れていきます。

 

青森の本町や弘前の鍛冶町、はたまた東京の新橋に行くと酒を飲みながら執着していることを棚に上げて、愚痴や言い訳をしている人をたくさん見かけます。その時は酒に酔って気持ちよくなりますが、次の日には現実が待っています。

 

明日を変えるために執着を捨て、毎日1つずつでいいから自分を変える努力をする。そんな人が最終的には幸せな仕事や人生を掴んでいくことはイチロー選手が実践してくれているのでわかりますよね。

 

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首位打者のタイトルは気にしない。

順位なんて相手次第で左右されるものだから。

自分にとって大切なのは自分。

だから11本重ねていくヒットの本数を、自分は大切にしている。

 

 イチロー 

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来年も色々と試練の一年になると思います。でも、我々みんな日々の少しの積み重ねを意識するだけで、新しい時代の未来を作っていくことになります。

 

我々も皆さんと同じです。そんな明るい未来を目指して、一歩ずつ踏みしめていきたいと思います。 

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執筆者
池上文尋

池上文尋

北里大学獣医学部 動物資源科学科卒 
大学時代、現在、人に使われている生殖医療の基本技術を学ぶ。
卒業後、外資系製薬企業に所属し、12年間、製薬企業のマーケティングスタッフとして勤務する。(ノバルティス・メルクセローノ・ファイザー)

特にセローノでは不妊治療に使うホルモン剤を中心に扱っていたので、不妊治療に関わる先生方と深く関わることになった。

2000年7月に株式会社メディエンスを設立、日本全国の産婦人科クリニックや病院の広報やブランディングをサポートする事業を開始。また、製薬企業向けのポータルサイトを制作、製薬企業のスタッフ教育に関わる。

不妊治療に造詣が深く、妊娠力向上委員会、胚培養士ドットコム、日刊妊娠塾という不妊治療関係のネットメディアを運営している。また、不妊治療関係の企業へのコンテンツ提供を行っている。

2002年より、オールアバウトの不妊治療ガイドとして16年間執筆・編集に従事。その他にも不妊に関する多くの著書、映画、調査などのアドバイザーとして関わる。

不妊治療の取材で訪れたクリニックや病院、関係施設は300を超え、日本で最も不妊関係の取材を行っている一人である。現在もその姿勢は変わらない。

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