億万長者と生活習慣病患者の健康に対する考え方の違いとは?

最終更新日:2021年9月29日
私のクライアントのほとんどは医師かヘルスケアのビジネスパーソンです。そして、ミリオネア、ビリオネア(億万長者・十億万長者)の方も少なくありません。

 

彼らと長年にわたり、議論したり、一緒に仕事していてわかったことがあります。

 

 

それは、「体や頭脳が最高のパフォーマンスを出せるように生活習慣や行動習慣を調整」していることです。

 

健康管理についての考え方も「病気にならない生活習慣」は当たり前でそれよりも健康で「頭脳がピークパフォーマンスを維持できるようにどうすれば良いのか」を常に考えています。

 

青森の親しい人の中にも生活習慣病で治療を続けている方も何人かおられます。彼らを見ていると、健康を成り行きで考えている節があります。

 

「好きなものを食べて、好きなものを飲んで、それで病気になるなら仕方がない」という考え方です。また、「俺の人生、面白おかしく暮らして何が悪い?」という発言を良くします。

 

しかし、この考え方の行き着く先は長い病気との闘病生活と衰えていくカラダと頭を納得させていくような日々になります。

 

 

想像して欲しいのですが、慢性の病気でお金を稼ぐ力もどんどん衰え、集中力も気力もなくなり、病院通いで治療費にお金をかけるような日々になります。そして不安を抱え、家族などの周りにも迷惑をかけて生きていくことになります。

 

でも、私はアスリートのような厳格なコントロールを要求しているわけではありません。食べたいものも食べればよいし、お酒もほどほどに楽しみ、楽しい日々を送ればいいと思っています。

 

しかし、上記の考え方を改め、気が付いた時にカラダをこまめにコントロールする習慣を身に付けることが大事だと思っております。

 

例えば
●飲みすぎたら次の日は休肝日にして内臓を休めること。

 

●寝不足だったら、家でゆっくりして寝不足を解消するようにすること。

 

●食べ過ぎたらで自分の適正体重になるまで食事制限をすること。

 

●週1回は歩く機会を持つこと

 

●口内ケアを行い、歯周病や虫歯、口内や上気道の炎症を抑えること

 

など、当たり前のことを当たり前に行えるかどうかがカギを握っていると思います。

 

と言うことですごくお金を稼いでるピークパフォーマーと毎日病院通いをしている不安な病人の差はちょっとした考え方と行動の違いだけだと言えます。

 

そのちょっとしたことをきちんと毎日行えるかどうか、これが人生のクオリティーを決めると思っております。

 

これは東京でも、青森でも、お金持ちでも貧乏人でも関係ありません。

 

どこに意識を持って行動し、そこにお金をかけるのかよく考えて行動することがこの先10年後、20年後の自分の幸せを決めることなんだと思います。

 

そして、これらの健康を守る努力と投資が人生の最大の貯蓄だということに気づけたら大きな一歩になると思います。

 

自分の身の回りに病院通いをしている家族がいる方々は今日の記事が腑に落ちると思っています。

 

人生のマイナススパイラルに入らないように、まずは自分の行動を今日から変えるところからスタートしてみませんか。
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執筆者
池上文尋

池上文尋

北里大学獣医学部 動物資源科学科卒 
大学時代、現在、人に使われている生殖医療の基本技術を学ぶ。
卒業後、外資系製薬企業に所属し、12年間、製薬企業のマーケティングスタッフとして勤務する。(ノバルティス・メルクセローノ・ファイザー)

特にセローノでは不妊治療に使うホルモン剤を中心に扱っていたので、不妊治療に関わる先生方と深く関わることになった。

2000年7月に株式会社メディエンスを設立、日本全国の産婦人科クリニックや病院の広報やブランディングをサポートする事業を開始。また、製薬企業向けのポータルサイトを制作、製薬企業のスタッフ教育に関わる。

不妊治療に造詣が深く、妊娠力向上委員会、胚培養士ドットコム、日刊妊娠塾という不妊治療関係のネットメディアを運営している。また、不妊治療関係の企業へのコンテンツ提供を行っている。

2002年より、オールアバウトの不妊治療ガイドとして16年間執筆・編集に従事。その他にも不妊に関する多くの著書、映画、調査などのアドバイザーとして関わる。

不妊治療の取材で訪れたクリニックや病院、関係施設は300を超え、日本で最も不妊関係の取材を行っている一人である。現在もその姿勢は変わらない。

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